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EXHIBITION - 池平 徹兵 「全ての時間を好きになる 」/ 2023.10.1 Sun - 10.29 Sun  


Akihiro Yamaguchi 《Élisabeth》,2017

   


HUG FOR_.では、10月1日(日)から10月29日(日)まで、アーティスト 池平徹兵 個展 「全ての時間を好きになる」を開催いたします。



池平徹兵は、昨今「現代借景」のシリーズの制作に着手しており、それは元来、日本庭園における庭園の外の風景を景観の一つとして取り入れられてきた造園技法である「借景」から着想し、池平氏が現代風景に置換したものです。

本展で発表する「現代借景」シリーズは、私たちの身の周りにあるごく当たり前の現代の街や風景、例えば都心の商業施設や公共の場、通勤電車と、池平氏が描き続けている動物たちが画面に構成されています。ありふれた現実的な背景の中に、ライオンやヒョウが映り込むのは一見すると見慣れない光景です。

しかし「当たり前」や「見慣れたものごと」を批判的、許容的、多角的な視点で見つめることは現代における暮らしや群像を問い直す上で、意義深いものだと再認識することができるでしょう。


本展では鎌倉の景色を描いた「現代借景」の新作を展示いたします。鎌倉にお住まいの方や、ご縁のある方を始め、愛を持ってこの街に訪れ関わる、全ての皆さまのお越しをお待ちしております。


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<制作ステイトメント>

私はその瞬間に制作意欲が最も湧くものを日々キャンバスの中に加えていくという方法で絵を描きます。

たとえそれが制作中の絵に合わなかったり、構図がおかしくなると感じてもそうします。 自分の描きたいという気持ちに絶対に嘘をつかないことを大切にしています。 画面の隅々までを本当に描きたいもので満たすと、自然界のように視界の隅々までが全力で生きている景色になります。 全力で描かれたものは、ひとつ一つが主役でありながら、一つ一つが互いを引き立て合います。 「削ぎ落とすシンプルではなく、ばらばらなものを一つにできるシンプル」です。  世界中があらゆる出会いや出来事を必要として明日を描く時、地球は究極に美しい1つの球体になるのかもしれません。私の作品は、この言葉で記録出来ない感覚を言葉に変換せずに、そのままの状態で保管したものたちです。

Teppei Ikehila




10月8日(日)は、前半にギャラリーにてアーティストトークを開催し、後半は池平撤兵と共にギャラリー近隣へ、借景を探すフィールドワークに出かけます。

お子様から大人の方まで楽しめますのでどなた様もお気軽にご参加ください。


【関連イベント】

・日時:2023年10月8日(日)14:00-15:00

・お申込み方法:Contact からお申込みください。

・定員:10名

・参加費:無料






                                              


 

INFORMATION



・「全ての時間を好きになる」


会期:2023年10月1日(日)- 10月29日(日)


営業時間:11:30 – 18:00


定休日:月/火曜


会場:Gallery& Shop HUG FOR _ . 〒248-0014 神奈川県鎌倉市由比ガ浜1-1-29 今小路ビル 2F (JR /江ノ島電鉄 鎌倉駅西口 徒歩5分)










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